
ユニコーンと一緒に恐竜の国へ大冒険!
冒険を通じて、さまざまな恐竜たちについて学ぶことができます。
誕生日や、クリスマス、入園、入学など幅広くご利用いただけます
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たいきちゃん きょうりゅうのくにをい
あなたにおくる おはなしえほん
ジョーゼフ・フィッタント作
あき よしこ訳くbr>
ヴァレリー・ウェブ画
きむら たいき さま
これは あなたのために
とくべつに つくられた おはなしのほんです。
やさしい たいきちゃん
いつまでもそのままでいてね!
2003年10月20日
パパとママより
たいきちゃんは 7さい。
ふとんのなかで、ねがえりをうって ゆっくりと
めをあけました。でも、すぐに めをつぶりました。
「まさか! ユニコーンのはずがない!」
たいきちゃんは いま みたものが しんじられなかったのです。
もういちど おそるおそる めをあけてみました。
そのどうぶつは やっぱりいました。
「おはよう、たいきちゃん。きょうは きみの ねがいごと
をきくために ここに やってきたんだよ」
ユニコーンは ささやきました。
「・・・・・・えーっと、 ・・・・・・そうだ!
きょうりゅうのこと、もっとしりたいんだけど・・・・・・」
たいきちゃんは こたえました。
「そんなことなら、まかせといて!
これから、きょうりゅうのくにへ
つれていってあげるよ。よういは いい?
さぁ、しっかりつかまって!」
たいきちゃんをのせた ユニコーンは、
おおぞらに とびたちました。
たいきちゃん と ユニコーンが
ついたのは、うつくしい みずうみの ほとりです。
とってもおおきなアパトサウルスが、
「やぁ」と こえをかけてきました。
「ぼくのからだは、バスよりおおきいでしょ。
すきなたべものは、みどりの はっぱなんだ」
たいきちゃんが なまえをきくと
「ないんだ」
きょうりゅうは かなしそうに こたえました。
「じゃ、なまえをつけてあげる。
ミスター・ビック ってどう?」
「ねえ、みて!
あのやま、ひをふいている!」
たいきちゃんは、
みずうみのむこうを ゆびさしました。
「ああ、あれは かざんだよ。
まわりをみてごらん。
きょうりゅうのくにには かざんや ぬまや
ジャングルが、あちこちにあるんだよ」
「ほんと、すごくあついね」
たいきちゃんが いいました。
そこへ、ステゴザウルスが あらわれました。
「みて! せなかのキザキザ!」
たいきちゃんはさけびました。
「あれは ほねのいたで できているんだ。
ステゴザウルスは あのギザギザで
じぶんのみを まもったり、
あそこから たいようのねつをとりいれて
からだを あたたかくするのさ」
ユニコーンが おしえてくれました。
たいきちゃん と ユニコーンは、
うすぐらいジャングルへ はいっていきました。
かわったかたちのむしや、いろいろなきょうりゅうが
たくさんいました。
あるきまわっていると、とおくから
ビシャビシャと おおきなおとが きこえてきました。
「あんなに おおきなおとを たてているのは
だれだろう?」
たいきちゃんは つきとめたくなりました。
そんなに とおくないところで、
ティエラノサウルスに であいました。
この きょうりゅうは はが おおきくて、
がんじょうなうしろあしで たっていました。
ふといしっぽが からだのささえに なっています。
「あんなに おおきなおとを たてていたのは、
きみだったの!
ちょっとうるさかったから、
ノイジィーっていうなまえを つけてあげる!」と、
たいきちゃんは いいました。
「いま こんなことをしているなんて、
たかくんや、ゆうくんや、さきちゃんに
しんじてもらえるかなぁ・・・・・・」
たいきちゃんは おもいました。
きがつくと ユニコーンが ないていました。
「どうしたの?」
たいきちゃんが ききました。
「きょうりゅうたちには なまえをつけてあげたのに、
ぼくには つけてくれないんだもん」
ユニコーンは しょんぼりしています。
「ごめん、ごめん。
そうだ エーリエルなんて どう?」
たいきちゃんが いうと
「いいね!」
ユニコーンが にっこりわらいました。
とつぜん、ねことおなじくらいの おおきさの
コンプソグネイサスが
たいきちゃんたちの よこを かけぬけながら
さけびました。
「ぼくに ついてきて! いいもの みせてあげる」
「はやくはしれるから、
ライトニングって よんでもいいかい?」
と 、たいきちゃんは いいながら
エーリエルと いっしょに すごいスピードで
ライトニングのあとを おっていきました。
やすみなく どんどん はしっていくと、
ごつごつした いわが そそりたっていました。
ライトニングが がけのうえのすを
みせてくれました。
なかには テルーダクティルスのこどもが
3びき いました。
「だれの こども なのかなぁ?」
たいきちゃんは おもいました。
「わたしだよ」 と いうこえが、そらから きこえて
テルーダクティルスが すがたを あらわしました。
たいきちゃんは
そらをとべるトガゲが いるなんて
おもっても みませんでした。
「デッキーという なまえにきめた!」と、
たいきちゃんは おもいました。
デッキーが すに おりてきました。
エーリエルが デッキーと
なにか はなしを しています。
エーリエルが たいきちゃんに
「そろそろ いえに かえるじかんだよ」 と、
いいました。
たいきちゃん、エーリエル そして
デルーダクティルスは きょうりゅうのくにを
みおろしながら、うつくしいみずうみまで
まいもどってきました。
「なにが あるんだろう?」
きょうりゅうたちが テープやふうせんで きしべを
かざりつけています。
「なにが はじまるの?」
たいきちゃんが きいても、
エーリエルは こたえてくれません。
ちじょうに おりたつと、
ペントセレープスが あいさつにやってきました。
たいきちゃんが すばやく かぞえると、
ペントセレープスのあたまには つのが 5ほん。
「なまえは ペンティーだ!」
たいきちゃんは きめました。
「わたしと いっしょに きてください。
あなたを びっくりさせることが あるんです。」
ペンティーは いいました。
きょうりゅうたちが おおきなケーキを
とりかこんで います。
「だれのケーキなの?」
「たいきちゃん、きみのだよ!」
きょうりゅうたちが こえをそろえて いいました。
エーリエルと きょうりゅうたちは、
たいきちゃんが
いえに かえるじかんになったことを
しっていたのです。
だから みんなは たいきちゃんに
じぶんたちのくにで すごした
きょうのことを おぼえていてほしくて
パーティーを することにしたのでした。
パーティーが おわると
ティエラノサウルスのノイジーが いいました。
「たいきちゃん ざんねんだけど
もう じゆうがおかに かえるじかんだよ」
たいきちゃんは、まだかえりたくありません。
でも、たかくんや、ゆうくんや、さきちゃんが
しんぱいするし、
みんなに きょうりゅうの くにでの ぼうけんを
はなしたくて たまりませんでした。
たいきちゃんを いえまで
おくってくれたエーリエルが、いいました。
「きみと いっしょで ぼくも たのしかったよ」
たいきちゃんの へやに
もらったケーキが ひとつと、
ともだちになったきょうりゅうたちの
サインのはいった カードが ありました。
「このケーキを
たかくんや、ゆうくんや、さきちゃんと
いっしょに たべて、
この ぼうけんの はなしをするね。
さようなら。エーリエル。
ぼくの ねがいを きいてくれて
ほんとうに ありがとう」
たいきちゃんが
ユニコーンにあったら おねがいしたいこと
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